宮島街道名勝旧跡

2016/08/25 広島市佐伯区

「歴史散歩」70 ~広島市佐伯区/ひろでん楽々園駅

命名は「電車に乗って楽々行ける遊園地」

昭和44年の「楽々園遊園地」〜「宮島街道 昭和の絵はがき」楽々園編から

 広島電鉄宮島線が敷設され始めたのは、大正9年ということだから、
もう96年も前のこととなる。
2年後、西広島 − 草津間を開業、さらに2年後には、草津 − 廿日市間が開業している。
ただし駅名は、まだ合併の進んでいなかった当時のこと、
広電西広島駅は『己斐町』駅、草津駅は『草津町』駅。
広電廿日市駅は、『廿日市町』駅だった。

現在は「ファミリータウン広電楽々園」。
「宮島街道ふれあいまつり」の会場。
直近は8月28日(日)午後4時〜8時。
 
 開業時、現在の佐伯区内にも二つの駅が置かれた。
一つは『五日市町』駅(現広電五日市駅)、
もう一つは隅の浜に『隅ノ浜』駅が置かれ、楽々園駅や佐伯区役所前駅はまだない。

 
 開業時、現在の佐伯区内にも二つの駅が置かれた。
一つは『五日市町駅』(現広電五日市駅)、
もう一つは隅の浜に『隅ノ浜』駅が置かれ、楽々園駅や佐伯区役所前駅はまだない。

 
 昭和10年12月1日、その隅ノ浜駅は廃止され、
現在の楽々園駅があるところに『塩浜』駅がつくられた。
ところがあくる年の9月8日にはその塩浜駅が『楽々園』駅に改称される。
この地に楽々園遊園地が開業されたのだ。
「電車に乗って楽々行ける遊園地」ということからの命名。
塩浜駅の名称はわずかに9カ月余りしか使われなかった。 

 
 楽々園遊園地の主な施設は、プール・海水浴場と温浴施設に遊技場と演芸場。
戦後はジェットコースターやゴーカート・プラネタリウムやミニSLが人気を集めた。


この原稿「歴史散歩・宮島街道」執筆の河浜一也先生。
「宮島街道ふれあいまつり」のサウンドプロデューサーでもある
 
 楽々園駅は1965年に、衰運をたどり始めた遊園地の宣伝効果を高めるために、
『楽々園遊園地』駅と改称されるが、 1971年ついに遊園地が閉園となった。
地域ではみんなを楽しませてくれた楽々園の思い出を残そうと
住居表示を海老塩浜から楽々園に変え、駅名も再び『楽々園』に戻したのだった。


【学習共同体 河浜塾 河浜一也】

「学習共同体 河浜塾」

 
広島市佐伯区八幡4-14-23    (082)928-9370     www.kyodotai.com