日本酒工房 株式会社小泉本店

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「みゆきギャラリー」

日本酒文化の情報発信館
「みゆきギャラリー」

小泉本店の目の前に建つ「みゆきギャラリー」(迎賓館兼日本酒文化情報研究館)は
平成19年4月、着想から20年を経て完成しました。
外観は「城」と「酒蔵」をイメージしたデザインで、
「絵はがき美術館」「きき酒ラウンジ」「去来の庭」「吟醸しずく滝」
この四つの部屋を備え「えびす大黒」がまつってあります。

「絵はがき美術館」には小泉社長が
長年かけて集めた絵葉書がテーマに沿って展示してあります。
「きき酒ラウンジ」では四タイプの日本酒が利き酒出来ます。

完全予約制で毎月第1・第2土曜日、13:00-16:00(入場は15:30まで)
入館料はお一人1千円。
お問い合わせは小泉本店まで。

なお、利き酒(飲酒)の関係上、ご来館は電車など公共交通機関をご利用ください。

当家の先祖はその昔、現在の広島県三原市小泉町にいましたが、後に毛利氏の広島進出に伴い現在地に移りました。この間、酒造りを始めた時期ははっきりしませんが、坂本竜馬や高杉晋作が生まれた天保年間(1830年代)には、すでに製造の記録が残っており今日に至っております。

古くから日本三景のひとつ安芸の宮島の厳島神社造酒所として、御神酒をつくっています。「酒はその土地を離れることを嫌う」(吉田健一氏)を、日本酒本来のあり方と考え、広島の風土に根ざした酒造りをめざしています。

広島県一帯は、神戸の灘五郷と並んで酒造りが盛んです。その歴史は古く天正6年(1578年)にはすでに23の蔵元があったと伝えられています。厳島神社の祭神である市杵島姫命が、「酒造りの神」とされていることからも、歴史の古さがうかがえます。

豊かな海の幸、山の幸に恵まれた広島地方、特に宮島街道周辺の人々は、味覚を鍛えてきました。この肥えた舌が、広島の酒を磨きあげてきたのです。

創業当時から、小泉には「延寿菊」など、いくつかの酒銘がありましたが、明治18年8月の明治天皇行幸を記念して「御幸(みゆき)」と命名しました。

エピソード

佐伯区の歴史研究家で学習共同体河浜塾の塾長・河浜一成氏の「歴史散歩.宮島街道」より

 江戸時代の西国街道は、西区草津の行者山の南のあたりでJRの山陽本線と広島電鉄の二つの軌道の間を通る地域に出る。この辺りは神社仏閣も多く、江戸時代の面影を残す通りである。
 その一角にモニュメントがあり、その碑に、刻まれた文字は「鳳輦を置きとどめるところ」と読む。鳳輦(ほうれん)とは、鳳凰を飾った輿(こし)のことで、今では神社の神輿のことを指すが、元々は天皇陛下の正式な乗り物を指していた。
 この碑の正面に大きな屋根を持つこの道のシンボルともいえる建物は、主銘柄「御幸」を造る酒蔵「小泉本店」。その堂々としたたたずまいは、その格式の高さを思わせる。また入口の左右の格子は、その幅や長さをちがえており、風格の中にセンスを感じさせる。
 小泉本店は、江戸時代末の天保の頃には酒造を始めており、厳島神社のお神酒を作っていることは有名である。また、同姓の小泉総理の時代にはタイムリーに銘柄「小泉」を発売。さらに多くのファンを獲得した。最近では地域ブランド商品『宮島街道』から「清酒 宮島街道」を発売している。さっぱりとした飲み口、立ち香を抑えた酒で酒質は確かだ。他に大吟醸「プチみゆき」は、梨のような香りのする、きれいな酒である。
 この小泉家で、明治天皇がお休みになられたのは、明治一八年のこと。その際にこの建物の前に鳳輦が置かれた。その後明治二七年には、昭憲皇太后も、小泉家でご休憩されたとのことである。

【河浜一也】

小泉本店

広島市西区草津東3-3-10
TEL:082-271-4004
http://www2u.biglobe.ne.jp/~mi-yuki/
清酒 宮島街道「本醸造酒」「原酒」